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わたしの山・山日記目次

2015年10月4日日曜日

鵡川を辿る(ニニウ・赤岩青巌峡・鬼峠・占冠・むかわ)


 
いつも帯広方面に移動する時に通る日高の石勝樹海ロード。

私が帯広に行き始めた平成23年10月に、道東道夕張IC⇔占冠IC間が開通。




道東道が開通してからは、石勝樹海ロードを走る車が激減したとか。


全長145kmの石勝樹海ロードは、平成3年に開通している。夕張山地の急峻な地形と、

地滑り地帯であったことから完成までに長い年月がかかったとのこと。
人家も何もなく私がここを通る時もいつも、走る車さえ少ない。

夕張紅葉山のあたりを過ぎると、山深くなり、

日勝峠を越えるまでガソリンスタンドも無い。だからいつもガソリン満タンで行く。
途中補給が必要ならば狩勝峠を越えて行けば、占冠村にガソリンスタンドがあった。

日勝峠は天気が良い時には十勝平野を見下ろせるし、

この山々に分け入って行く感じが好き・・・だが、峠道は難路で知られ、
1,000m級の山だがその気候条件は2,000m級の山と変わらないと言われている。

日勝峠周辺のスキーエリア

日勝峠周辺のスキーエリア(onlineで見つけました)。



上の山々が夕張山脈の芦別岳、下の山々が日高山脈のペンケヌーシ岳。
日高山脈の主峰といえば、幌尻岳。
日帰りでは行けない、渓流を渡渉してからはいきなり尾根に取りつく難コースだと聞く。

日高には北海道を代表する岩もあるというので行ってみた。

「赤岩青巌峡」



ニニウと占冠の分岐に位置している。



その名の通り、赤い。
「鵡川ボルダー」とも呼ばれているらしい。
ボルダリングできる岩が多いらしく、岩の一つ一つにユニークな名前がつけられている。

むかしは陸の孤島と言われていた(らしい)、ニニウ方面へ行く。



道は一車線のため、至る所に待避所、おまけに雪崩注意の看板がある。
雪崩が来たら並走する鵡川に流されそうだ・・・。



一級水系、一級河川の「鵡川」は延長135km、流域面積は1,270㎢、
水源は占冠村にある標高1,323mの狩振岳。胆振の鵡川町を通り太平洋へ注ぐ。



第一、第二、第三ニニウ覆道を抜けてニニウキャンプ場付近を目指すも、

そこへ到る道はゲートで閉鎖されていた。雪深く、Uターンするのも一苦労。



赤岩トンネル付近の鵡川は急流。カヌーで下るのは大変そう・・・。

赤岩トンネルを抜け、道の駅占冠村を目指す。
道の駅占冠にはレストランや売店があり、周辺には役場やガソリンスタンドがある。

小休憩をし、鬼峠へ行ってみる。



JR石勝線が通る「鬼峠トンネル」。

北海道中央部の南北に細長く広がっている、蛇紋岩が分布する「神居古潭帯」がある場所では、
東西を繋ぐルートを作ろうとすると、蛇紋岩の滑りやすく壊れやすい性質のため、
難工事になると言われている。

 

神居古潭帯の蛇紋岩分布。
夕張岳の「蛇紋岩メランジュ」は有名で、国の天然記念物に指定されている。




標高620mの鬼峠ピークに車で上がってきた。この先にはニニウがあるらしい。
こちらはスノーシューもスキーも無いし、雪はやむ気配が無いのでもちろん行かない。
地図とコンパスを持って道無き道を開拓するのは楽しいだろうなぁ。

寒いので、すぐさま下山。
鵡川河口を目指し、一気に南下。



鵡川河口(汐見漁港)に、到着。雪が全然無い。



とは言え冬の太平洋は荒々しい。遠くに樽前山が見える。

鵡川河口付近は、護岸工事や砂採取が行われ僅か数十年の間に400mも海岸が侵食され、
現在干拓地の再生事業が行われているところ。
鳥獣保護区にしていされており、この日もウォッチャー達が大砲を構えていた。
「ミミズクを狙っているが、気配無いですね」と関西弁で答えてくださった。

なんとなく何色にも輝く空を見ていると、遠くから白鳥が飛来してくるのが見えた。



白鳥は子どもの頃からウトナイ湖や観光地、ニュースで見るものと決まっていた。
まさか、鵡川に飛来してくる姿を見られるとは思わなくて、嬉しかった。



夜は、鵡川名物のシシャモ料理を頂く。シシャモの生寿司の時期は終わったので、
シシャモの酒蒸し。2種類のタレがおいしかった。
ご飯もお塩も鵡川産とのこと。地産地消ですね~。
ごちそうさまでした。



今度ははぜひ、鬼峠越え、幌尻岳登山、狩勝峠越え、鵡川キャンプをしてみたい。

2015年10月1日木曜日

マガンの渡りを見に行く。

美唄市にあるラムサール条約登録湿地の宮島沼に、マガンを見に行ってきました。

野付半島、ウトナイ湖、大沼、風蓮湖、厚岸湖、霧多布湿原、雨竜沼湿原、阿寒湖、クッチャロ湖、宮島沼、サロベツ原野、濤沸湖・・・ラムサール条約登録湿地は12カ所。これでようやく半分行きました。

マガンはカナダ・アラスカ・シベリアなどで繁殖し、日本国内では、冬季に石川県・新潟県・宮城県などに南下し越冬する。宮城県の伊東沼と、そこに飛来する亜種のマガンが、国の天然記念物に指定されているそうです。

9/30日、23:00ころ職場から宮島沼へ向かいました。車内でパンと肉マンの遅い夕食を済ませます。

翌朝4:00、薄闇の中でカエルの合唱みたいな鳴き声が聞こえます。宮島沼水鳥湿地センター前を通り過ぎ、観察小屋へ入ります。

それにしても今朝はしばれました・・・。

小屋から沼の方を見ると、沼一面のマガンが見られました。

一週間前にはまだ350羽くらいしか居なかったのに、今日は新聞では65,000羽で、ピークですって。
寒くなってみんな慌てて飛んで来たのかな?


沼一面に休むマガン。


飛び立ち始める。




月と雁と。

5:10頃、轟音とともにマガンが飛び立ち、私たちの頭上を通り畑の方へ飛んで行きました。


手が冷たくて泣きそうになりましたが、至福の時間でした。





2015年9月27日日曜日

環境保全の必要性についての基本的な考え

札幌の街は、豊平川扇状地に開けた街である。豊平川は支笏湖西側にある小漁山を水源とし、豊平峡・定山渓・簾舞・札幌市街を経て石狩川へ注ぐ、全長72kmの川だ。市街部の河川敷は整備され、豊平川ハーフマラソンやアイヌ民族の"カムイチェプノミ"の舞台、花火大会の会場として札幌市民に親しまれている。子供の頃に鵡川の河川敷を遊び場とした経験のある者としては、豊平川の側も歩いてみたいと、冒険心をくすぐられる。それで真駒内から石狩市の石狩湾河口まで辿ってみた。この地域において、かつては"アバレ川"だが、豊かな動植物達の第一次生産者だった石狩川は、護岸工事等により現在の姿になったという事だ。河口付近には、真勲別湿原が広がっている。豊平川を辿る旅、ゴールは葦やススキが生い茂った中に敷かれた長い長い木道のその先にあった。足元は砂地に変わり、流れは広大な海へと繋がっていた。今度は広大な石狩川の上流を辿ってみると、"カムイミンタラ"と呼ばれる深い山々と谷が広がっている。水源となる石狩岳を山頂まで詰めると、私の足で登って降りるのに9時間を要した。
 この4月に機会を得て、丘珠空港から釧路湿原上空を周回し、たんちょう釧路空港に降り立ち、生まれて初めて丹頂の世界へ足を踏み入れ、北海道東部にしか生息していない、丹頂の生育環境を見る事ができた。釧路市丹頂自然公園では、給餌台の設置やヨシ原の保全など、ヒナを孵し丹頂を増やす為に様々な工夫が施されている事をわかりやすく学ぶ事ができた。この様に、経済や物質的な、あるいは効率化といった物差しではなく、自然に向き合う学ぼうとすると、たくさんのことを教えられるのである。人は生き抜くために山や川や島や湿原等に手を加えてきたが、壊れれば二度と元には戻らない大切なものを、守ろうという意識は薄いように感じる。その土地固有の植物の盗掘や減少、餌付けによって野性を失った動物、人間の生活圏に入り込み事故に遭う動物の話をよく聞くようになった。これらのものは守らなければならないことにまだ気づかない。そうしている間にも火山活動は続いているし、産業廃棄物は溜まっている。人間は無意識のうちに自らの首を絞めてはいないだろうか。野生の動植物に原始の自然が必要なように、人間もまた自然である以上、自然に還ることのできる場所が必要である私は思う。
  斜里岳登山の際、野付半島を経由して札幌からはるばる斜里に着いて、夜、頂いたハマボウフウの甘酢和えに感動した。海岸の砂地に自生するというこの植物も、海浜の侵食等の影響により希少だと言うことだ。故郷の鵡川河口をはじめとして湿原や海浜(護岸工事等の影響で減少しつつある干潟の)、気候変動のから起こる緩衝帯としての役割が注目されるようになったのは、ここ最近のことらしい。野生動植物世界へ足を踏み入れることの多い私だが、希少となってしまった動植物や生態系、地形の移り変わりのなど、調べても分からない事がたくさんある。

2015年4月26日日曜日

"AIR’G 森基誉則と行く HACでくしろ日帰り体験モニターツアー!"

家にはテレビも無ければ冷蔵庫も稼働していない。そんな無音の我が部屋に,最近,溢れんばかりの期待と共にタイマー録音機能付きラジオがやってきた。気象情報,語学番組の視聴が当初の購入の動機だったが,考えてみると,北海道を代表する主要ラジオ局の放送は,いつどんな状況でも自分の気持ちにぴったりフィットして楽しく聴ける。ラジオがきっかけで好きになったもの数知れず,ラジコよりラジオ,私は北海道のラジオ放送が大好きなのかも知れないと気づいた。

それでラジオのタイムスケジュールを調べていたら,
"AIR’G 森基誉則と行く HACでくしろ日帰り体験モニターツアー!"

という募集をしている。私にしては珍しくタイミング良く見つけたらしい。ちょうど4/26日は休みだったので応募してみたら,なんと次の日当選のメールがきた。なんてことだ。

丘珠空港〜釧路空港間の航空便があるのは以前から知っていた。函館に住んでいた頃,函館〜丘珠空港迄車で移動し,丘珠空港〜釧路空港迄飛行機で旅してみたいとよく思い描いていた。あれは知床が世界遺産に指定された頃だった。もしかしたら今山登りで道内を主に回っているのも,丘珠空港から歩いて10分の所に住み,この場所が大好きなのも,偶然じゃなく必然
かも知れないと思う位,道東方面へはいつか必ず遊びに行きたいと願っていた。

行 動 概 記

丘珠空港に朝8:00時待ち合わせ,部屋を7:25分に出る。手荷物検査を済ませ待機していると,AIR’Gパーソナリティー森基誉則さん発見,男前すぎてクラクラする。森さん,金曜日のMOXYの最後で「週末は釧路に行きます」と言っていたのをドキドキしながら聴きましたよ,と思いつつオリエンテーション。参加者16名中,釧路が初めてなのは私だけだった。

晴天の中,サーブ・スカニア社SAAB340便に乗り込む。


客室乗務員の説明の後,森さんのアナウンス,続いて機長から日本語,英語,フランス語でご挨拶がある。
9:00分離陸-9:45分釧路湿原上空。日高山脈はまだ雪で覆われていた。


当機はいつもより速度を落として飛んでいる,でも本日は西風が強く,予定よりも早く釧路に到着するとのこと。釧路湿原上空を旋回してくれた。


10:10分着陸,バスに乗車する。